Q.どんな目でも回復しますか?
A.当センターでは、近視、遠視、乱視、弱視といった屈折異常が原因による視力の低下の方を対象に回復トレーニングを行っております。目のケガや病気が原因であればまずは専門医にて治療を行ってください。また、回復可能な場合でも屈折度(近視の強さ)により個人差があります。
Q.遺伝によるものでも大丈夫ですか?
A.遺伝による視力の低下は全体の5%未満と言われており、ほとんどの人が環境による後天的なものと思われます。幼児でかなりの強度近視などであれば難しいケースもありますが、それ以外であれば特に問題ありません。
Q.回復後、再低下はありませんか?
A.当センターで行っている「室内凝視訓練法」は、本来誰もが持っている調節力を引き出す自発能動訓練ですから、やめるとすぐに低下するということはありません。但し、一度良くなったから絶対に低下しないとは言えませんので、回復後も定期視力測定などのアフターフォローや同時に日常生活の改善指導も実施しております。
Q.訓練に要する期間と時間は?
A.程度により異なりますが、6ヵ月〜1年位が訓練期間の目安となります。また、1回の訓練が約10分間、センター来所時の所要時間は約30分となります。
Q.毎日通わないといけませんか?
A.毎日通う必要はありません。ほとんどの方が平均週に1回位です。但し、仕事や習い事などで忙しく、なかなか通えない方でも行えるようなシステムもありますので、初回カウンセリング時に指導員にご相談ください。
Q.自宅でも何かやる必要がありますか?
A.1回約10分の訓練を1日平均2〜3回行います。基本的に、幼児や小学生は親と一緒に、中学生以上は一人で行っていただきます。
Q.視力回復に年齢は関係ありますか?
A.現在、4歳〜30歳代後半の方まで、幅広い年齢層の方がこの訓練を行っております。また、パイロットや自衛官・競艇選手を目指している方なども多数ご来所されておりますので、初回カウンセリング時にご見学ください。
Q.初回来所「カウンセリング」時に必要なものは?
A.メガネを持っている方はご持参ください。またコンタクトレンズご使用の方は外してすぐには検査ができませんので、予約時間前に外しておいてください。尚、ご入会の際は一律一万円の入会金をお預かりしております。
Q.超短期間で視力は回復するか?(例、7日間や1週間〜2週間、1カ月など)
A.何をもって「回復」と言うのか?によりますが、単に「視力が上がる可能性が
あるか?」ということであれば、可能性はあります。
但し、いくつの視力がどの程度迄?という条件が必要です。
例えば、ごく初期の仮性近視で0.8が1.0や1.2迄回復する、ということで
あれば十分可能です。
当センターで体験トレーニングを受けた場合、例えば0.6の「わ」でトレーニングを
始めて、わずか10分間のトレーニングで0.7や0.8まで見えるようになることは
あります。
重要なのは、上がった状態を維持させながら、さらに視力を上げていくことです。
ダイエットでも同じことが言えます。短期間で体重が落ちる事はよくありますが、
それをリバウンドさせずに健康的に維持、固定化させるのが大切です。
Q.視力が低い方が回復しにくい?
A.視力表にある「わ」(ランドルト環)の各直径を調べると理解しやすいのですが、
0.2と0.1の「わ」の直径を比較すると2倍。1.0と0.5も同じく2倍です。
つまり0.1の視力の人が0.2になるのは、0.5の視力の人が1.0になるのと同じ
努力が必要になります。
また、0.3と0.1の比率は3倍(視力では3段階)、1.2と0.4も同じく3倍です
(視力では6段階)です。
この場合、0.1の視力の人が0.3になるのは、0.4の視力の人が1.2になるのと
同じ努力が必要になります。
しかし、同じ努力でも視力にすると3段階の回復と6段階の回復という差が生じます。
近視の場合は視力が悪化していくと、毛様体筋の異常緊張も慢性化し、更には
眼球の器質的変化(眼軸の延長)が起こってくるため、それだけ回復が難しくなって
しまいます。
いずれにしても、視力の低い方が労力を必要とするため、近視が進行する前の
早い段階で、詳しく目の状態を把握して対策をとった方が回復も早いのは間違い
ありません。
こちらから他の視力回復法についてご覧いただけます。
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